大学改革支援・学位授与機構解説ページ GAKUI.NET

  1 大学改革支援・学位授与機構とは

大学改革支援・学位授与機構は、東京都小平市に本部を置く独立行政法人です。
平成3年に当時の文部省の機関として「学位授与機構」が横浜市に設置されました。その後名称変更と独立行政法人化を経て、現在に至ります。
高等教育機関の外部評価機関としての機能と、大学と同等の教育を受けた者に対し、学位を授与する機能を持っています。
※当ウェブサイトでは主に後者の解説をするため、以後は省略して「学位授与機構」と表記します。

学位授与機構は、教育機関を有していません。したがって、他の高等教育機関を卒業したり、科目等履修などを経た者に対して学位を授与する、いわゆる学外学位授与機関としての機能しかありません。
こうしたことから、学位授与機構そのものは学校ではありませんが、国立学校設置法に基づいて創設されているため、授与する学位は大学が授与する学位と同じです。

学位授与機構の学位授与事業の中では、一定の要件(大学卒業相当・大学院修了相当)を満たす省庁大学校の卒業生に学位を与えるものと、短大・高等専門学校の卒業者、専門学校の修了者、大学に2年以上在学して62単位以上修得し、その後所定の単位を修得した者に対し、学士の学位を授与する事業を行っています。
後者の事業は、年に2回、4月と10月に申請時期があり、それぞれ6月と12月に試験が行われ、審査に合格すればそれぞれ8月と2月に学位記が送られてきます。

前のページへ  HOMEへ戻る  次のページへ

セブンアンドワイ
Copyright(c)2009 GAKUI.NET All rights reserved. Base template by WEB MAGIC.